工事の流れ

業者選定から契約までの上手な方法!

ここでは、良い業者を選ぶ方法をお伝えします。次の図にある通りに順番に各ステップを進んでゆけばOK! 焦らず、じっくりとナットクしながら進んで行きましょう。特に重要なポイントは、出来るだけ多くの業者とコンタクトを取ることです。選ぶという行為が重要!

  • 丁寧に観察しましょう
    普段何気なく見過ごしてしまっている部分も、あらためて見るといろんな事が見えてくるはず。丁寧に観察するのが大切です。
  • 管理組合で話し合いましょう
    まずは、管理組合で大規模修繕工事について色々話し合いましょう。 住人の方で建築関係に明るい方がいらっしゃる様でしたら、積極的に参加していただき、修繕委員などに就任していただくと、より安心です。 まずは、修繕積立金の状況の確認や、自分達で確認した不具合個所などを報告しあうなど、情報の共有を図ることも重要です。
  • 業者の情報を入手します
    インターネットなどを利用して、色々な施工業者の情報を集めます。電話やメールで会社案内などの資料一式を請求して集めましょう。 ホームページや会社案内などから、その業者が先進的であるか、親しみやすい雰囲気なのかなどを判断する事ができます。内容の吟味も大切ですが、フィーリングの合う業者をピックアップしましょう。
  • 業者に現場を見てもらう
    いくつかの業者に、まずは現場を見てもらいましょう。自分達が観察して発見した不具合個所なども伝え、良く見てもらい、いろいろな意見を聞いてみましょう。 この際に、調査の結果をレポートにしてくれる業者もいますので、積極的に利用してください。 また、設計会社に調査から共通仕様書までを作成してもらう方法もありますが、個別に調査してもらうことで、その業者の考え方などがより分かりやすく、オススメです。
  • 見積もりを提出してもらう
    現場を見てもらった業者に見積もりを提出してもらいます。 業者独自の仕様に基づく見積もりですので、壁の面積などに多少の差はありますが、このばらつきも比較するとその業者の姿勢が見えてくるものです。 また、施工の内容やオプション提案なども今後、業者を絞り込む上で大切な要素になります。
  • みんなでよく話し合う
    提出された見積もりを元に、みんなで良く話し合いましょう。見積の合計金額や、業者の印象、施工実績などを総合的に判断して、数社に業者を絞り込む事が必要です。 また、大体の目安の必要予算が分かった時点で、修繕積立金の残高や、借入れの可否などについて確認しておくことも大切です。 特に、個別の負担金が発生する場合などは、みんなで良く話し合うことが不可欠です。
  • プレゼンテーションを受ける
    様々な観点から絞り込んだ数社の担当者を呼んで、プレゼンテーションを受けます。 現場調査の結果報告や、施工内容についての詳細な説明、また提案工事の内容や、安全対策などについて、質疑応答も含めて突っ込んで話し合いをします。 このプレゼンテーションは、複数回に及ぶこともありますが、大きな工事ですので安易に決めず、納得するまでじっくりと話をしましょう。 住民の方々の大多数の同意が得られるような業者を決定する事が大切です。
  • 工事の発注をします
    長い時間をかけて選んだ業者に工事の発注をします。ここから、いよいよ長期にわたっての大規模修繕工事が始まりです。

大規模修繕工事の着工から竣工まで

快適な工事をする為に、それぞれのタイミングで必要なポイントについてご説明させて頂きます。 工事を進捗する上で最も大切な事は、現場管理者との適切なコミュニケーションです。トラブル発生の最も多い原因がコミュニケーション不足。是非、上手な対応でノントラブルを目指しましょう! 大規模修繕工事では、業者のみならず住民の皆様の協力が欠かせません。

  • 施工業者
  • 組合(住人)

STEP1 工事着工前は色々忙しい

  • 契約書の内容を十分に確認後、契約書に捺印します。
  • 色目や、使用する材料の資料をご提出致します。
  • 住民の方々にアンケートを取るなど、使用する材料などを決定します。
  • 工事前に住民の皆様に向けて、工事中の注意など説明会を開催します。
  • 工事説明会へ参加します。工事に対する疑問はここで解決してください。
  • 近隣住民の方々へご挨拶等を行います。
  • 工事の円滑な進行のため、近隣へのご挨拶(施工業者と一緒でも可)

STEP2 いよいよ工事着工

  • 仮設足場の設置や、仮設事務所やトイレの設置を行います。
  • 主要な作業工程が終了する毎に、検査を実施致します。
  • 検査への立会いを行います。万が一、不具合があれば修理を依頼します。
  • 工事完了検査を実施致します。特に足場がなくては検査や修理が出来ない部分の検査はしっかりと行います。
  • 壁面などやシーリング廻りの検査は、管理組合(修繕委員)の方々などにより検査をしていただきます。ただし、バルコニー内の検査については、各住戸の方々に検査して頂き、不具合がある場合はご連絡いただくような場合もあります。

STEP3 ようやく工事完了です

  • 工事完了説明会の開催を行う場合があります。
  • 完了説明会へ参加します。
  • 各種工事写真など竣工図書を作成します。
  • 竣工図書の確認を行ったうえで保管します。

STEP4 工事完了後も長いお付き合いを!

  • 保証期間内のアフターメンテナンスに対応致します。
  • 定期的な建物チェックを行います。不具合があれば、施工業者にご連絡します。

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